みなさんこんにちは。
アクアリウムショップ店員のともさんパパブログのともさんです。
水槽のサイズが小さすぎて、プロホースが使えずに困っている方いらっしゃるのではないでしょうか。
今回、小型水槽で飼育するベタの水替えのやり方についてご紹介します。
水槽が小さすぎて起きる問題
アクアリウムを行う上で、必ずといっていいほどの方が持っているプロホース。
水替えのとき、簡単に砂利の中の泥と一緒に水を替えることが出来て便利ですよね。
ベタのような、超小型水槽では、水量が少なすぎてプロホースは使えません。
そんな時に、活躍するベタ飼育で必須の網「カチョン」についてご紹介します。
ベタ飼育の必需品水替え道具「カチョン」って何?
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ベタ飼育に必須の網カチョンは、ベタ飼育の特有環境に合わせた特殊な網のことです。
- 飼育水ごと、ベタを網にすくうことができ体表を傷つけない
- フレアリングをさせることが出来る
飼育水ごと、ベタを網ですくうことができる
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小さな瓶、水槽で飼育されることの多いベタは、水替えをするとき全ての水を交換します。
水槽内からベタを取り出す必要があり、普通の網だと体表を頻繁に傷つけてしまいます。
カチョンであれば、防水の網になっており、飼育水ごとベタをすくうことができるので体表を傷つける心配がありません。
フレアリングさせることが出来る
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ベタを飼育する上で、一番美しく輝くフレアリング。
通常は、オス通しの縄張り争いをするときにするものですが、カチョンの先端をゆっくりとベタに近づけるとフレアリングを行います。
1日1回数分フレアリングさせると、健康を維持することができます。
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ベタが一番美しくなる姿がフレアリングだよ。
ベタの水替え
ベタの水替えは、慣れたら2~3分で出来ます。
こまめにメンテナンスが必要な分、時間はかかりません。
必要な道具リスト
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赤字は、100円ショップで購入できます。
小型水槽でのベタの水替え手順
- Step1ベタをカチョンですくいプラケースに移す
100円ショップで販売されているプラケースに飼育水と共に移す。
- Step2水槽内の水を全て捨て、水槽を洗う
バクテリアを繁殖させるだけの水量がないので、水は全交換します。
- Step3カルキを抜いた新しい水を入れる
新しく入れる水の水温は、飼育水の±1℃以内に合わせましょう。
- Step4ベタを水槽に戻す
ベタを水槽に戻して、蓋を閉めましょう。
手際よくやれば、2~3分で水替えが終わります。
今回つかっているグラスフィット100【水量1.6ℓ】の場合、2日~3日に1回、全交換の水替えが必要です。
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水替えは、一瞬で終わるね。
よくある質問
- Q水温を合わせる理由はなんですか。
- A
ベタにとって水温1℃の変化は、人間にとって10℃の寒暖差と同じぐらいに感じています。
大きい水温変化は、ベタに負担をかけるので水温を合わせは重要です。
- Q通常の水替えは、1/3程度を目安にしていると思いますが、なぜ全交換するのですか。
- A
グラスフィット100は、水量が1.6ℓとかなり少なめです。
ろ過バクテリアが発生する前に、アンモニアの数値が上がり体調を崩す可能性があるので、水を全交換して水質を保ちます。
まとめ
今回は、ベタの水替えの方法についてお伝えしました。
ベタは、水量が極端に少ない水量で飼育することが多いので、水替えは全交換をおすすめします。
綺麗な飼育水を維持することが、健康に飼育するポイントです。
ぜひ水替えにチャレンジしてみてください。
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