みなさんこんにちは。
「現役アクアリウム店員」×「金魚、メダカ、ベタ飼育」ブロガーのともさんです。
この夏も、筆者の住む関西地方は、気温35℃を連発しています。
今年の夏休みは、暑すぎて何にも出来ない…なんて方も多いのではないでしょうか。
筆者は、約1万円前後の金魚を屋外飼育しています。
実は、金魚は設備にかかる金額が安くとってもおすすめ。
美しい金魚を見ながら、エアコンのかかった涼しい部屋で金魚を眺める。
部屋の中に水槽を置くことができない方にもおすすめの飼育方法です。
金魚を屋外で飼育って大丈夫なの?
屋外で飼育を飼育するなんて大丈夫なの?って方、結構多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、問題なくできます。
その理由を述べますね。
暑さ、寒さに強い金魚。適正温度が広い
適正温度:15℃~28℃
生きれる温度:1℃~34℃
筆者の屋外金魚は、最高水温が34℃・最低水温が1℃で年中屋外飼育をしています。
日中と、夜間の水温差が高いと調子を崩すという意見もありますが、普段のメンテナンスをしっかりとしていれば問題なく元気に飼育できます。
水温計を設置して水温を確認しましょう。
水温の上昇を避けるために、すだれを設置します。
太陽光の光でビタミンBを生成して元気に
- 太陽光でビタミンBの生成
太陽光が当たると、ビタミンBを生成し、室内飼育より元気に育ちます。
また、金魚の色もより濃くなり見た目も美しく育ちます。
トロ舟水槽のセッティングに必要なもの
必要な設備は、わずか5点。
全て揃えるのに約6,000円程度で揃います。
雨が当たらない屋根の下に設置しましょう。
※豪雨で水温の急激な低下を防ぐため
トロ舟
屋外で金魚を飼育する場合、水槽で飼育するのは難しいです。
太陽光によってシリコン部分が瘦せてしまい、すぐに傷んでしまうためです。
太陽光に強い素材で出来ている、トロ舟がおすすめです。
Amazonで購入すると格安で販売しています。
ソーラパネル付きエアーポンプ
- ソーラーパネルから充電され、24時間程度使える
- エアー排出口が2つあり、複数の水槽にも使える
アクアリウムメーカーのテトラさんからも販売されているソーラパネル式エアーポンプ。
ただし、充電機能がないので夜間にとまってしまします。
NEFSPLARさんのエアーポンプは、日中充電され夜間も動きます。
金魚は、酸欠に弱いので夜間も動くタイプのポンプがおすすめです。
GEXロカボーイM
- 初期投資、維持管理ともにとにかく安い
- 高耐久スポンジは、洗えば何度も使える
屋外トロ舟飼育の定番フィルターのロカボーイ。
ロカボーイMに最初ついている、活性炭フィルターは水の透明度を高めてくれる効果はあるが約3週間程度で新しいものと交換する必要があります。
ストロングスポンジは、破れるまで使えます。
筆者は、2年程度これを使っていますが全くへたってません。
バケツ
100円ショップの8ℓバケツだと、給水できる量がすくないので15ℓバケツがおすすめ。
トラスコ中山さんのバケツは上部で安心して使えますよ。
カルキ抜き
- シンプルなカルキ抜きなので安い
- 1回に使う量も少ない
コンディショナー成分や苔抑制剤などが入っていないシンプルなカルキ抜きは、とにかく安くてコストパフォーマンスが抜群です。
ただし、水替えの頻度や水槽を綺麗にスポンジでこすって清潔な環境を保つことが必要です。
ホース+アタッチメント【あれば最強に便利】
ベランダに蛇口がなくても、キッチンの蛇口にホースを接続できます。
バケツリレーから解放されて、水の給水が格段に楽になるのでおすすめです。
詳しい接続方法が知りたい方は、脱バケツリレー。キッチンの蛇口にホースを接続!簡単DIYで水替えラクラク。をご覧ください。
トロ舟水槽の設置をしてみよう。
トロ舟水槽のセッティングは、めちゃくちゃ簡単。
10分くらいで完成するので、ぜひ挑戦してみてください。
- Step.1トロ舟を洗う
埃などを綺麗に洗う
- Steo.2水を張ってカルキ抜きを入れる
カルキ抜き テトラコントラコロライン
は、10Lの水に対してカルキ抜き2mlを入れます。
入れた水をかき混ぜれば瞬時に塩素が中和されて魚が住める水になります。 - Step.3ロカボーイM
(投げ込み式フィルタ)を設置する
上見トロ舟水槽 ソーラーパネル式エアーポンプ
とロカボーイM
をエアーチューブを使って接続します。
完成です。
簡単3stepで、できました。
これで、高級金魚が飼育できちゃいます。
鳥獣対策は、必須
ベランダで飼育する場合、鳥に見つかったら金魚が食べられてしまいます。
筆者は、常にすだれをかけてトロ舟に蓋をするように飼育しています。
すだれは、夏場の暑さ対策、冬場の寒さ対策両方に重宝しますので、屋外飼育には必須の商品です。
楽しい餌やりのひと時
金魚は、たくさんのご飯を食べて元気に育ちます。
- 春~秋は、5分~10分程度で食べきれる量
- 水温が10℃以下の場合、絶食
金魚の糞を見て、茶色の糞が3㎝程度連なっている状態が、ベストな餌の量です。
透明の糞が出ている場合、餌の量が足りていないか、消化不良の両方の可能性があります。
餌の量を増やしても、改善しない場合、1週間程度絶食させましょう。
日常のメンテナンス

金魚飼育には、欠かせない作業の水替えがあります。
- 水替えの頻度の目安は、1週間に1回
- 夏場は、水を全交換、春~秋は2/3交換します
上の数日は、あくまでも目安で↓のような症状がある場合、即座に水替えをしましょう。
- 動きが鈍くなる
- 餌を食べるペースが遅い
- ブクブクの泡がなくならない
- 臭いがくさい
これらの症状が現れる前に、水替えを行うのがベストです。
水の汚れ具合をTDSメーターを使って測りながら、金魚の様子を見て自宅のベストな水替えの頻度を見つけましょう。
TDSメータの使い方については、金魚を元気に育てる。水替えに関する疑問をアクアリウムショップ店員が徹底解説。
面倒くさいと思う方もいるかもしれませんが、金魚は水を変えると元気になり心なしか喜んでくれているように感じます。
元気な金魚を末永く飼育するために、頑張って水替えしましょう。
まとめ
筆者は、今回の飼育設備で高級金魚を多数飼育しています。
シンプルな設備で飼育でき、お金もかからないので金魚にお金をかけることができます。
ぜひ、読者の皆様も屋外トロ舟金魚の飼育を始めてみてはいかがでしょうか。
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本日も、最後までご覧頂きありがとうございました。
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