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オートヒーターVSサーモスタットヒーター徹底比較!金魚初心者さんでも簡単な選び方

オートヒーターVSサーモスタットヒーター 金魚のお世話
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みなさんこんにちは。
ともさんパパブログのともさんです。
11月も下旬になり本格的に寒くなってきましたね。
金魚の飼育には、水温を温めるヒーターは不要という意見をよく聞きますが、筆者はある方が良いと考えています。
本記事をご一読いただければ、ヒーターの必要性と選び方についてがわかります。
ぜひ、最後までご覧ください。

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ヒーターの必要性

金魚は、5℃~28℃と幅広い水温に対応できるため、ヒーターは不要という意見があります。
それは、金魚が若くて健康な状態の場合です。
どのような状態のときにヒーターが必要が見ていきましょう。

水温を一定に保てる

ご自宅が、木造住宅の場合、マンションなどの気密性の高い住宅と違い、昼間と夜間の寒暖差が激しいですよね。
金魚は、変温動物なので水温差が激しいと調子を崩します。
金魚を元気に育てるためには、水温を一定にしましょう。

転覆病の対策に使える

転覆病とは、金魚が浮いてしまって沈めなくなります。
重症化するとお腹を上にしてひっくり返ってしまう病気です。
大切に飼っていても個体差で転覆病の症状が発生する場合があります。
転覆病は、様々な要因で発症しますが、原因の一つに低水温による消化不良が考えられます。
低水温が原因の場合、ヒーターで加温すると普通に泳げるようになります。

白点病の治療に使える

金魚を飼育していて一番よく耳にする病気に「白点病」があります。
白点病は、25℃以下の水温で活発に活動するため、治療中は水温28℃~30℃にするとよいと言われています。
水替えや、水温管理を適切にしていても、時々発症してしまう白点病なので、薬と共にヒーターを持っておくのがおすすめです。

ヒーターの種類と選び方

ヒーターの種類は、大きく分けて3種類あります。

  • オートヒーター
  • サーモスタット+ヒーター
  • サーモスタット一体型ヒーター

3種類の違いをメリット、デメリットを合わせて詳しく解説します。

ともさん
ともさん

自分にあったヒーターの選び方を教えるよ。

オートヒーターとは

オートヒーターは、水温が固定されている商品のことを指します。
金魚用のヒーターは18℃、メダカ用のヒーターは23℃、熱帯魚用のヒーターは26℃設定が多いです。

メリット
  • サーモスタットがないため、初期投資が安価
  • コードが少なく、見た目がスッキリ
  • 温度が固定なので、設定ミスが起こりにくい
デメリット
  • 温度が固定なので、病気の治療などには不向き
  • サーモスタット接続型のヒーターに比べて、金額が高いので長期的な維持管理費は高い


細かい温度設定をすることがないひとは、オートヒーターを使われるのがいいと思います。
コード類が少なく水槽回りもスッキリします。

こんな方におすすめ
  • 気軽にヒーターを使ってみたい人
  • 子どもがいて設定温度を勝手に変更される心配のある人

金魚用のオートヒーターについて

金魚におすすめのオートヒーターをご紹介。
金魚は、比較的低水温でも活発に動くので、18℃で固定されているものが一般的です。

  • 21ℓ以下の水槽の適合は、こちら
  • 60ℓ以下の水槽の適合は、こちら

サーモスタット+ヒーター

1℃単位で、水温を設定することができ細かい水温の調整ができます。
サーモスタット「設定温度を調整する機械」とヒーター「水温を温める機械」が分離されているタイプ。

メリット
  • 1℃単位の温度設定が可能
  • 病気の治療に最適な温度設定にできる
  • オートヒーターより、ヒーター部分の値段が安価で維持管理費が安い
デメリット
  • サーモスタットとヒーターを購入するため、初期費用が高い
  • 配線が多くごちゃごちゃする

サーモスタット+ヒーターの組み合わせの場合、1日1℃ずつ水温を上げ金魚に負担のないように温度を徐々に上げることができます。
病気の治療のために最適な水温設定できる魅力的なヒーターです。
一般的にサーモスタット部分より、ヒーターの方が先に寿命を迎えます。
サーモスタットは、そのまま使いヒーターの部分だけ交換できるので長期的に使用する方におすすめです。

こんな方におすすめ
  • 本格的に金魚飼育を始める人
  • 様々な状況にも対応できるヒーターが欲しい人
  • 長期的にヒーターを使用する方

温度調整のできるサーモスタット

48ℓ以下の水量のヒーター

水量64ℓ以下の水量のヒーター

サーモスタット一体型ヒーター

サーモスタットがヒーターに内蔵されているので1℃単位の調整が可能です。
コード類もスッキリしています。
最近の主流のヒータです。

メリット
  • 1℃単位の温度設定が可能
  • 病気の治療に最適な温度設定にできる
  • 配線がスッキリしている
デメリット
  • 初期費用はオートヒーターよりは若干高価、サーモスタット+ヒーターよりは安価

「オートヒーターとサーモスタット+ヒーター」のメリットを合体させたヒーターです。
金額面も、バランスのとれたデメリットの見当たらない理想的なヒーター。
コード類もスッキリしており、次世代型ヒーターといえます。

こんな方におすすめ
  • 本格的に金魚を飼育したい人
  • 様々な状況にも対応できるヒーターが欲しい人
  • 見た目がスッキリしてほしい人

26ℓ以下の小型水槽用

水量48ℓ以下の水槽

60cm規格水槽に適合する64ℓ以下の水槽にオススメ

メリット、デメリット確認表

オートヒーターサーモスタット+ヒーターサーモスタット付きヒーター
初期費用安価高価高価
維持管理費用普通安価高価
温度設定温度固定1℃単位で設定可能1℃単位で設定可能
見た目スッキリコードが多めスッキリ

水量を必ずチェック

ヒーターには、使用できる水量の記載があります。
ヒーターを選ぶ際には、必ず水量を確認しましょう。
水量のサイズが合っていないと、故障や水温が温まらない原因になります。

よくある質問

Q
ヒーターは、縦向き、横向きに設置できますか?
A

商品により異なりますが、GEX、テトラの商品は縦、横対応の商品が多いです。

Q
ヒーターをつけた状態でメンテナンスはできますか?
A

ヒーター表面が高温のため、やけどの危険性があります。
ヒーターのコンセントを抜いて10分以上たち表面温度が冷えてから作業しましょう。

Q
ヒーターを空焚きしてしまいました。
A

多くのヒーターは、安全装置が働いてヒーターが使えなくなります。
火災の原因にもなるので、ヒーターの水位には気をつけましょう。

まとめ

ヒーターに必要性と選び方についてご紹介しました。
最近の主流は、サーモスタットとヒーターが一体型の商品で、配線もスッキリしているのでおすすめです。
金魚を飼育していると様々な場面でヒーターを活用できますのでぜひ購入しましょう。
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