みなさんこんにちは。
アクアリウムショップ店員のともさんパパブログのともさんです。
2024年6月にふ化した自家産オランダ獅子頭が冬を越すことが出来ました。
冬越し成功の秘訣を写真、動画を使って詳細にお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
自家産金魚のパパ・ママを紹介
自家産オランダ獅子頭の子どもたちのパパ、ママは、タイ産のローズテールオランダ獅子頭です。
黒ベースの子がパパ、白ベースの子がママです。

生後1ヵ月~9ヶ月の記録






着実に大きくなっているのがお分かりでしょうか。
5~6cm程度の大きさになっています。
小ぶりの4匹は、知り合いの方が引き取りにきました。
最後の6匹は、お気に入りの子達なので、どこまで大きくできるか挑戦したいと思います。
冬越し時の環境
12月~2月末まで冬眠させました。
そのときの環境がこちらです。
飼育数:6匹
飼育容器:60ℓトロ舟
保温設備:すだれ
日当たり:一日、日の当たる場所
水温:0℃~10℃
※屋外なので、変動あり
餌:3ヶ月間餌なし
ろ過フィルター:GEXロカボーイM
水替え:3ヶ月間なし(足し水のみ)
保温設備
筆者が住む関西地方では、一番寒い2月で平均最低気温2℃程度~平均最高気温10℃でした。
一番寒い日の夜も0℃程度で、表面が凍ることはありませんでした。
日中の寒暖差を、少しでも抑えるために、すだれを掛けました。
この程度の気温があれば、発泡スチロールなどの保温容器を使う必要がなく冬越しすることができました。
餌を与えない
水温が5℃以下になると、金魚は冬眠します。
こうなると、餌は食べずに動かずじっとしています。
真冬でも、時折水温が10℃付近まで上がるときもありますが、水質悪化や消化不良を防ぐために餌は与えません。
トロ舟内のコケを、水温が暖かい日は食べて過ごしました。
水替えはしない
冬眠中の水替えは厳禁です。
非常に強いストレスを与えてしまい、冬眠に失敗し☆になってしまう可能性が高まります。
また、水温が10℃以下の場合、水が冷たく雑菌が湧きにくいため、水替えは不要です。
冬眠から起こす
水温が10℃以上になった場合、糞や汚れから雑菌が湧くので床直しをして冬眠から起こしましょう。
- Step.1金魚をバケツに移す
トロ舟から、一時的に避難してもらいます。
- Step.2ロカボーイ(投げ込み式フィルター)を洗う
ロカボーイは飼育水で洗いましょう。
- Step.3飼育水は全て捨てる
金魚は、水質の変化に強いので、汚れた飼育水はすべて捨てましょう。
- Step.4コケを綺麗に取る
スポンジでこすって取れる範囲で綺麗にしましょう。
- Step.6カルキ抜きを入れた水道水を入れ、フィルターを入れる
金魚だけをバケツからそっと戻して完成です。
リンク


水替え前と後では、水の透明度が違い綺麗になりました。
冬越し後の水替えについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
春からの餌やり
春先の餌やりは、水温が不安定なので消化不良を起こしがちです。
たんぱく質が低めの餌は、消化によくパラクリア(浮上性)がおすすめ。
水温10℃前後の場合、2分程度で食べきれる量を1日2回与えています。
水温が20℃になるまでパラクリアのみ、20℃以上で高たんぱくな餌を与える予定です。
餌の使い分けについて知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
よくある質問
- Q何cm程度の金魚なら冬越しできるの?
- A
今回、冬越しに成功した子は6㎝~の子でした。
1匹も☆にならずに、冬越しすることができました。
- Q金魚は、国産or外国産?
- A
親魚はタイ産の金魚で、自家産のオランダ獅子頭です。
1匹も☆にならずに冬越しできました。
まとめ
自家産オランダ獅子頭の成長についてお伝えしました。
冬越しのポイントは、餌をあげない・水を変えないです。
とにかく、ストレスを与えないようにそっとしたのが、成功の秘訣です。
水温が10℃以上になったら、全換水をして金魚の調子を整えてあげましょう。
金魚、メダカ、ベタの飼育情報満載のともさんパパブログをぜひ検索お願いします。
Bluesky、Xで、ブログ更新をお知らせしています。↓のボタンからフォローお願いします
コメント