皆さんこんにちは。
「現役アクアリウムショップ店員」×金魚、メダカ、ベタの飼育ブロガーのともさんです。
金魚の餌は、浮くタイプの餌(浮上性)と沈むタイプの餌(沈下性)があります。
筆者は、元々は浮上性餌を主体として使っていましたが、最近は沈下性の餌をメインに与えています。
今回、沈下性餌を与える理由と使い方についてご説明します。
沈下性餌の良い点
金魚飼育において沈下性の餌は、多くのメリットがあります。
- 口が下向きのため、食べやすい
- 餌の種類が豊富
これらのメリットについて、さらに詳しく解説していきます。
口が下向きのため、食べやすい
金魚は、口が下向きについているので、浮上性の餌を上手に食べることが難しいですね。
特に、投げ込み式フィルターの水流によって餌が流されたり、金魚が一生懸命上に向いて食べるためにバランスを崩しやすかったりして、食べにくいことがあります。
餌の種類が豊富

一般的に、金魚には沈下性の餌の方が適しており、種類も豊富です。
低カロリーなものから高カロリーなもの、機能性を重視した餌など、多くの種類があります。
沈下性の餌の使い方
筆者の場合、沈下性の餌を与えるときは、↓のようなときです。
- 金魚のサイズが大きくなったとき
- 肉瘤が大きくなりすぎたとき
- 浅い容器で飼育するとき
金魚のサイズが大きくなったとき

金魚のサイズが大きくなると、浮上性の餌は水流で動きやすいため、食べるのが難しくなります。
また、投げ込み式フィルターを使用している場合、上層部の水流によって金魚がバランスを崩し、食べにくいことがあります。
肉瘤が大きくなりすぎたとき

肉瘤が大きくなると、目が隠れるほどのコブができます。
写真の金魚ほどコブができると、嗅覚を頼りに餌を食べるようになります。
浮上性の餌は水流で動きやすいため、コブで目が隠れて嗅覚で餌を探すオランダ獅子頭やらんちゅうなどは、上手に食べられないことがあります。
沈下性の餌であれば、餌が移動しないため、しっかりと食べることができます。
浅い容器で飼育するとき

屋外飼育の場合、太陽光によって水槽が青水になります。
深いタライで飼育すると、金魚が見えず餌を食べているかがわかりません。
しかし、浅い容器の場合、金魚の状態を確認できるので、沈下性の餌が向いています。
おすすめの沈下性の餌
筆者は、金魚の状態を見極めて餌を替えるようにしています。
基本の餌として使う咲ひかり
栄養価は抜群で、ベーシックな餌としては、完成形とも言える餌の咲ひかり。
4cm程度のサイズの金魚から食べることができます。
日常使いには、お財布にも優しく、消化にもいいです。
免疫力強化は、メディゴールドMAX
粘膜増強や免疫力強化の効果があり、金魚購入時やエロモナス菌が活発になる春先に使うと、病気予防ができます。
栄養価も抜群で、魚を大きく成長させるにもおすすめの餌です。
4cmの金魚から食べられるサイズです。
メディゴールドMAXについて詳しく書いた記事は、【初心者必見】もう失敗しない!お迎え金魚を健康に育てるためのマル秘テクニックをご覧ください。
寄生虫の駆虫には、パラクリアディスク
言わずと知れたパラクリアシリーズ。7種類のハーブが寄生虫から体表を守ります。
ギロダクチルスやダクチロギルス、白点病の予防効果があり、寄生虫の持ち込みが心配な新規導入に与えるのがおすすめです。
2cmの金魚から食べられます。
パラクリアシリーズについて詳しく知りたい方は、金魚の調子が悪いときに。キョーリンのパラクリアが餌として、優秀すぎた。をご覧ください。
色揚げ用の餌として使う、らんちうディスク色揚げ用
小粒タイプの餌で、当歳魚から食べやすいサイズです。
色揚げ用の餌の中では、大容量でコストパフォーマンスが高い餌です。
2cmの金魚からが食べられます。
まとめ
今回のブログでは、金魚の沈下性餌に焦点を当て、そのメリットから具体的な使い方、おすすめの餌まで詳しく解説しました。
金魚の口の形状や成長、飼育環境に合わせて餌を選ぶことの重要性をご理解いただけたでしょうか。
浮上性の餌と沈下性の餌、それぞれの特性を知り、金魚がより健康に、そして快適に過ごせるよう、日々の餌やりを見直してみてください。
今回ご紹介した情報が、あなたの金魚飼育ライフの一助となれば幸いです。
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本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。
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