みなさんこんにちは。
「現役アクアリウム店員」×「金魚、メダカ、ベタ飼育」ブロガーのともさんです。
ともさんが、働いているアクアリウムショップで金魚の飼育にヒーターは必要ですか?
っという質問をよく頂きます。
結論から申し上げますと、初心者の方には、ヒーターは必須です。
その理由と、おすすめのヒーターをご紹介します。
金魚にヒーターを「おすすめする」3つの理由!

金魚は、元々四季に対応している魚なので、理論上はヒーターが無くても飼育可能です。
ただし、ヒーターを使わずに飼育すると飼育難易度がグッと上がります。
その理由を「現役アクアリウム店員の視点から説明します。
冬場の「消化不良」リスクを大幅に下げる
金魚は、変温動物なので自分で体温調整をすることができません。
そのため、水温が下がると連動して、消化能力が低下します。
消化能力が低下しているにもかかわらず、夏場と同じ量の餌を上げると、消化不良の原因になりこれが病気の原因になります。
上級者になれば、餌の量をコントロールできるのですが、初心者では難しいですよね。
年中、暖かい水温で飼育するほうが、金魚の消化不良が高い状態で飼育できるのでヒーターを導入することをおすすめします。
【低水温は大敵】恐ろしい「転覆病」になる可能性を下げる
金魚は、低水温のとき転覆病のリスクが高まります。
理由は、消化不良によるガスだまりが一般的ですね。
水温を高めに維持することで、消化不良になりにくくして、転覆病のリスクが下がります。
病気のリスク回避&【治療時】に必須のアイテム
水温の変化は、金魚にとって大きなストレスになります。
一般的に、水温1℃の変化で、人間の体感だと±10℃程度の寒暖差を感じます。
寒暖差による体調不良で病気のリスクを高めます。
また、病気の治療時は、水温28℃~30℃に上げることが一般的です。
病原菌の苦手な水温にしたり、金魚の代謝をよくして免疫力強化する目的でヒーターを導入する場合もあります。

ヒーターを入れた方が安心して金魚を飼えるね
ともさんおすすめ!初心者でも安心なGEXのサーモスタット一体型ヒーター
GEX AQUA HEATER NEW セーフカバー ヒートナビ サーモスタット+ヒーター一体型シリーズがおすすめです。
- サーモスタット+ヒーターの一体型で配線がスッキリ
- 15℃~32℃までと幅広い温度設定
- 安全機能が充実
4種類の水槽サイズに適合したヒーターを販売しており、無駄に電力の強すぎるヒーターを買う必要がないのがうれしいですね。
ご自身の水槽の水量を測るには、(縦cm×横cm×高さcm)÷1000=水量ℓになるので、計算して適正サイズのヒーターを購入しましょう。
【失敗しない!】ヒーター導入時に守るべき5つの注意ポイント

ヒーターを導入したときのポイントをいくつか紹介します。
適当に使うと思わぬ失敗に繋がるので、ぜひチェックしてみて下さい。
設定温度は「1日±2℃」のペースで少しずつ上げる
金魚は、急激な水温の変化には弱い動物です。
設定温度を急激に上げ下げすると調子を崩してしまいます。
1日に変更してもいい水温は、±2℃を目安にしましょう。
水替え前は必ずコンセントを抜いて「空焚き」を防ぐ
ヒーターの表面は、とてつもなく熱いので、水替えの途中にむき出しになると危険です。
必ず、コンセントを抜いてから作業しましょう。
普段の飼育では「25℃前後」をキープしよう
通常の飼育時には、設定温度を25℃に合わせるのがおすすめです。
金魚が一番快適に暮らすことができます。
ただし、病気のとき、転覆しているときなどは30℃まで設定温度を上げて代謝をよくするようにしましょう。
万が一の故障に備え「水温計」は必ず設置
ヒーターが万が一故障していて、設定温度と大幅に違う温度になっていたときなど水温計でチェックすることができます。
1日1回は、必ず水温計をチェックして、適正温度を確認しましょう。

日々の観察が大切だね
まとめ:ヒーターで金魚飼育の難易度をグッと下げよう
今回は、金魚のヒーターの導入についてお伝えしました。
ヒーターを導入することで、季節を問わず水温が安定し、金魚飼育の難易度はグッと下がります。ヒーターは金魚を快適に飼育し、病気を防ぐための「お守り」のようなアイテムです。
ぜひ、この機会にヒーターを導入して、より安心で楽しい金魚ライフを送ってくださいね!
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