みなさんこんにちは。
ともさんパパブログのともさんです。
先日、金魚の稚魚が4ヵ月になりましたという記事を書きました。
実は、記事を作成中に、生後3ヶ月のときと比較したところ、成長しておらず色が雲がかっていて様子がおかしいことに気付きました。
一般的な金魚の病気の「白点病・尾ぐされ病など」当てはまらないが調子が悪いため、ギロダクチルス、ダクチロギルスという寄生虫を疑いました。
ギロダクチルス、ダクチロギルスとはどのような寄生虫なのか、その対処法を説明します。
ギロダクチルス、ダクチロギルスとは
赤い丸のところに細長い白い毛のようなものが付着していますね。
これが、ギロダクチルス、ダクチロギルス寄生虫が付着している状態です。
寄生されると、粘液を食べ続けられるので金魚が衰弱します。
肉眼で確認するのは、困難で手当が遅れがちです。
ギロダクチルス・ダクチロギルスは、よく似ているため纏めて紹介されていますが、下記の表のように違いがあります。
正し、対処の方法が同じのため詳細を知る必要はありません。
項目 | ギロダクチルス | ダクチロギルス |
寄生部位 | 体表、エラ、ヒレ | 主にエラ |
好む水温 | 15~25℃ | 20~25℃ |
その他 | 体表に白い斑点が現れる | 鰓が白く濁る |
確かに白い毛のようなものが見えるね。
どのような症状が現れるか
肉眼で発見するのは困難ですが、下記の症状が出たら疑いましょう。
・体を壁や砂利に擦りつけて剥がそうとする
・なんとなく、雲がかったようになる
白点病の症状に似ていますが、白点病の場合明らかに白い点が見えます。
体表に病気の症状が見えないときは、ギロダクチルス、ダクチロギルス寄生虫を疑いましょう。
金魚は、奥が深いね。
ギロダクチルス、ダクチロギルスの対処法
この寄生虫の対象法を2種類ご紹介します。
金魚の餌を変える
金魚に元気があり、餌を食べる場合は、キョーリンさんから発売されているパラクリアを与えることがおすすめです。
この餌は、4週間程度与えるとギロダクチルス、ダクチロギルスを駆虫できます。
価格も通常の金魚の餌と変わらず、サイズ展開も豊富。
産まれたばかりの稚魚から成魚用まであり非常に便利です。
新しい金魚を購入した際に、予防的に与えるのもおすすめですね。
針子から稚魚用
稚魚用
2㎝サイズ~成魚用、沈下性
4㎝~成魚用、浮上性
パラクリアに関する、詳細記事はこちらをご覧ください。
サイズ展開が豊富で与えやすいね。
高濃度の塩水浴を実施する
餌を食べない状態の場合、直接駆虫する方法で対処しなければなりません。
ギロダクチルス、ダクチロギルスは塩分に弱いため高濃度の塩水浴を、実施して駆虫しましょう。
筆者は、下記条件で実施しました。
塩分濃度:0.8%
時間:12時間
【備考】12時間後は、通常の塩水浴の濃度の0.5%の塩水浴に切り替えました
通常の塩水浴と比べて高濃度なので、金魚の様子を見ながら行いましょう。
スドーさんの塩は、ゆっくり溶けていくので、塩分濃度を徐々に高めることができます。
使い勝手がいいのでおすすめです。
金魚は、急激な水質の変化に弱いからこの塩は便利だね。
まとめ
ギロダクチルス、ダクチロギルスは細菌性の薬が効かないため、非常に厄介です。
筆者は、新しい金魚をお迎えした子のどれかに寄生虫がついており、免疫力の低い稚魚に感染し、繫殖してしまったと考えています。
肉眼で発見するのが困難な寄生虫なので、新しい金魚をお迎えする際は、餌をパラクリアに変えて予防するのが一番の得策ですね。
ぜひ、みなさんの金魚飼育に役立ててみてください。
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