みなさんこんにちは。
アクアリウム店員×「金額、メダカ、ベタ」ブロガーのともさんパパブログのともさんです。
初心者の方もベテランの方も、金魚を飼育していてこんな経験ありませんか。
金魚の体表に病気の症状が出ていないが、なぜか動きが鈍くじっとしている。
水温が15℃以上あるにも関わらず動きが鈍い。
これらは、金魚のエラ病の可能性があり、治療して上げなければなりません。
日常的な、予防方法と薬を投与する場合の対処方法をお伝えします。
エラ病の症状について
エラ病は、外見からは分かりにくいですが、よく観察して症状を見ていると病気を発症しているかわかります。
これらの症状が出ていると、エラに問題を抱えていることが多いです。
エラ病ってどんな病気
寄生虫、菌によりエラの調子が悪くなることを指します。
最初は、動きが鈍くなり、どんどん弱っていき、最後には亡くなってしまいます。
エラ病は、2種類のタイプ「寄生虫、細菌」原因があるのでお伝えします。
寄生虫によるエラ病
代表的な寄生虫は、ダクチロギルス、ギロダクチルスと呼ばれる寄生虫です。
これらが、エラにつくことでエラがダメージを受けて弱ってしまいます。
ギロダクチルス、ダクチロギルスはエラ以外にも体表にとりつき、肉眼でもよく見れば見えます。
細菌性によるエラ病
エロモナス菌などの細菌がエラに入ったときもエラにダメージを受けます。
細菌性エラ病の特徴は、他にもエロモナス菌による症状が併発する場合が多いです。
例えば、血管のラインが浮き出る赤班病、尾びれが損傷する尾ぐされ病などがあげられます。
エラ病の予防法は餌にあり!?
エラ病を予防するには、選ぶ餌が重要になります。
寄生虫、細菌性の何れかによって選ぶ餌が変わってきますのでご紹介します。
寄生虫予防のパラクリア
キョーリンから発売されているパラクリアは、エラ病の原因になる寄生虫「ギロダクチルス、ダクチロギルス」を駆虫する効果があります。
元気で餌を食べれる状態であれば、パラクリアで寄生虫を予防するのが簡単な方法です。
パラクリアのみを約4週間与えると効果が期待できます。

餌の食べ残しの管理のしやすさを重視するなら、浮上性がオススメ
金魚が食べやすい餌を与えるなら沈下性がオススメ
浮上性、沈下性の餌の選び方で迷った場合は、選び方の記事を過去に掲載しています。
ぜひ、「金魚の餌、結局どれがいいの!?粒タイプ【浮上性、沈下性】フレークタイプの使い方」をご覧ください。
細菌性によるエラ病予防には、メディゴールドMAX
細菌性によるエラ病予防には、金魚膳メディゴールドMAXがオススメです。

メディゴールドMAXの浮上性フード
メディゴールドMAXも浮上性、沈下性の餌がありますが、栄養価の面で若干違いがあります。
たんぱく質、脂質が低カロリーなものが好みの場合は、浮上性タイプの餌を与えましょう。
逆にたんぱく質・脂質が高カロリーなものが好みの場合、沈下性タイプの餌を与えましょう。
たんぱく、脂質は肉瘤、フンタンを大きくする栄養分です。
それらがない、金魚はハイカロリーな餌である必要はないです。
浮上性フードがオススメな金魚はこちら
- 琉金
- 出目金
メディゴールドMAXの沈下性フード
オランダ獅子頭、らんちゅうなど、肉瘤がある金魚に与えることがおすすめです。
たんぱく、脂質が高カロリーなものが好みの場合は、沈下性フードを選びましょう。
肉瘤、フンタンの成長に大事な栄養素のたんぱく、脂質。
こんな金魚にオススメです。
- らんちゅう
- オランダ獅子頭
エラ病にかかってしまった場合の薬
先ほど説明したとおり、エラ病には寄生虫、細菌性由来のものがあります。
淡水の寄生虫、細菌は塩水に弱いので、水が100%に対し0.5%の割合で塩をいれます。
その上で、状況に応じた薬を投与する必要があります。
寄生虫のエラ病の場合、ムシクリア

ギロダクチルス、ダクチロギルスなどが寄生した場合はムシクリアを使いましょう。
効果的に、駆虫してくれます。
2週間に1回、3回ほど投与しましょう。
細菌性のエラ病の場合

細菌性のエラ病の場合、グリーンFゴールド顆粒を投与します。
エロモナス菌なども、エラ病の原因菌です。
グリーンFゴールド顆粒は、エロモナス菌などの常在菌に効果バツグンです。
水替えのたびに規定量を投与しましょう。
よくある質問
- Q寄生虫か細菌性由来のエラ病の判断がつきません。
- A
分からない場合、ムシクリア及びグリーンFゴールド顆粒を併用しましょう。
- QムシクリアとグリーンFゴールド顆粒は併用してもいいですか。
- A
併用して使えます。
まとめ
エラ病とは、どのような病気か、予防、治療法についてご紹介しました。
購入してきたばかりの金魚は、とくに症状が出やすいので予防用の餌を与えて元気な金魚を育てましょう。
病気が発症してしまった場合は、迷わずに薬剤を投与しましょう。
迅速な対応が生存率向上につながるので、普段の観察は怠らないようにしましょう。
金魚、メダカ、ベタの飼育情報満載のともさんパパブログを検索お願いします。
Bluesky、Xで、ブログ更新をお知らせしています。↓のボタンからフォローお願いします。
本日も、最後までご覧頂きありがとうございました。
コメント