みなさんこんにちは。
「現役アクアリウム店員」×「金魚、メダカ、ベタ飼育」ブロガーのともさんです。
突然ですが、金魚飼育でみなさんどのようなフィルターを使っていますか。
実は、金魚飼育を行う上で底面式フィルターは、もっともコストパフォーマンスのいいフィルターです。
扱いが少し難しいので水替えのテクニックが必要なフィルターです。
底面式フィルターを扱えれば、金魚飼育者として、中級以上と言えます。
本記事では、魅力たっぷりな底面式フィルターについて解説します。
魅力たっぷりの底面式フィルター

底面式フィルターは、水草を扱うレイアウト水槽との相性が最悪で、熱帯魚を扱う方にとっては余り馴染みのないろ過方式だと思います。
砂利の中にフィルターを埋めるので、数ヶ月に1回掘り起こしてメンテナンスする必要があるので水草も一緒に抜く必要があるためです。
しかし、水草を入れない金魚飼育にとっては、メリットが非常に大きいろ過方式です。
ろ過能力がバツグンに高い
砂利の底面にフィルターを埋めるため、砂利全体がろ過材として機能します。
砂利に空気が通るため、バクテリアが大量に発生し、ろ過能力がバツグンに高まる仕組みです。
上部式・外部式フィルターよりもろ材の容量が多く、ろ過能力が優れています。
初期費用、維持管理費が安い
上部式・外部式フィルターは、60cm用で「5,000~10,000円」程度の金額がかかります。
底面式フィルターの場合、エアリフト式(エアーポンプと接続するタイプ)で1,000円前後、水中ポンプ式(水中モーターが内蔵)で2,000円~3,000円程度と安価です。
ろ材は、砂利なので半永久的に使うことができ維持管理費がかかりません。

経済的なフィルターだね
酸素供給ができる
エアーポンプと組み合わせて使うため、効率的に酸素供給ができます。
酸欠に弱い金魚にとってはメリットが大きいです。
金魚に優しい緩やかな水流

丸物金魚は、その体型から泳ぐのが下手で水流に弱いです。
底面式フィルターの緩やかな水流は、金魚に最適です。
魅力的なフィルターにもデメリットはある
底面式フィルターは、魅力的なフィルターではありますが、初心者には扱いにくい点があります。
デメリットについてご紹介します。
砂利掃除の難易度が高い
底の砂利がろ過材になるので、水替え時に砂利の掃除が欠かせません。
プロホースを使った砂利の掃除の仕方をマスターする必要があります。
これが、下手だと砂利に雑菌が溜まり、エロモナス菌による尾ぐされ、ポップアイ、松かさなどに感染する確率が高まります。
砂利掃除のテクニックを学ぶには、「金魚飼育歴5年のプロが教える、基本の水替え【写真・動画あり】」をご覧ください。
底面式フィルターを掘り返す必要がある
3ヶ月に1回程度砂利を掘り返してフィルターの掃除をする必要があります。
底面式フィルターの底に溜まった汚れが大量に舞うので、生体を避難させて大量に換水する必要があります。
おすすめの底面式フィルターをご紹介
ニッソーバイオフィルターは底面式フィルターの中でも、底面に砂利が入りにくい構造になっていて使いやすいです。
薄型の底面式フィルターで、砂利の量が比較的少量でセットできるタイプ。
遊泳スペースを確保したいけど、底面式フィルタを使いたいというわがままを両立できるタイプ。
まとめ
底面式フィルターは、格安で最強クラスのろ過能力を得ることができる高コスパのフィルターです。
ぜひ、水替え時の泥抜きのテクニックを向上させてろ過能力最強の底面式フィルターを使ってみましょう。
次回は、底面式フィルターのセッティングのコツをお伝えします。
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本日も、最後までご覧頂きありがとうございました。
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