ロカボーイカスタムフィルターと純正フィルターを比較してみた。

みなさんこんにちは。
「現役アクアリウム店員」×「金魚、メダカ、ベタ飼育」ブロガーのともさんです。
ともさんが、最近おすすめしているロカボーイのカスタムフィルターと純正フィルターの性能とコスパを徹底比較してみました！ どちらを選ぶのがあなたの飼育スタイルに最適なのか、この記事を検討材料にしてもらえたらと思います。

ロカボーイカスタムフィルターの作り方はこちら。

徹底比較！ロカボーイ純正とカスタムで見る4つの重要ポイント

今回比較するポイントはこちら。

この四項目で比較していきたいと思います。

初期費用は、純正フィルターの圧倒的勝利！

ロカボーイMサイズで比較したときのフィルターの初期費用は、断然純正フィルターが安いです。
Amazonでロカボーイの純正フィルターは、様々な種類がありますが、定番の活性炭入りフィルターで比較した場合↓の価格の違いがあります。

ロカボーイMの純正活性炭フィルター

ロカボーイMにカスタムフィルターに入れている２種類のフィルター

初期費用は、3倍くらいの値段がかかります。
まずは安く始めたい方には純正が有利ですね。

交換頻度は、カスタムフィルターの圧勝！

純正の活性炭入りフィルターの場合2週間～４週間で交換がきれます。

マイクロエックスプラスの有効期限は、半年から１年間と高寿命です。

バフィーは、約半年間使用できます。

ろ過能力は、カスタムフィルターが勝利

純正活性炭入りフィルターも有害物質を吸着しますが、バクテリアがフィルターに立ち上がる前に交換（１ヶ月）する必要性があります。
そのため、バクテリアの効果を期待できません。

一方でマイクロエックスプラス＋バフィーの組み合わせの場合、それぞれ６ヵ月程度は使うことができるので、バクテリアを捨てずに使うことが出来ます。

• マイクロエックスプラス：最初からバクテリアを付着してくれていますし、多孔質でバクテリアが定着を促します。
• バフィー：２４時間以内にバクテリアを吸着してろ過能力を最大限に発揮するフィルターです。
  

長期使用でバクテリアの生物ろ過を最大限に活かせるカスタムフィルターが、ろ過能力では群を抜いています。

メンテナンス性は、純正フィルターが圧勝

純正フィルターは、スポンジを取り出して新しいものに交換するだけ。
圧倒的に手間がかかりません。

カスタムフィルターのデメリットは長期間使うため、ろ過材に苔が生えてきてしまいます。
こうなると、ろ過能力の低下が考えられるので、定期的に飼育水で洗う必要があります。
これがめんどうで、ひとつひとつの石を歯ブラシで擦るように洗っています。
メンテナンス性は、正直悪いです。

どちらの飼育スタイルが向いているかは、飼育者次第

純正フィルターは、初期費用の安さ、手軽さが魅力的ですが、短期間での交換が必要なのでバクテリアのろ過が期待できないですね。

市販のバクテリア剤を添加しながら飼育する方がいいかもしれません。

カスタムフィルターのろ過能力は、圧倒的に効果があるマイクロエックスプラスとバフィーですが、初期費用が高く、メンテナンス性が悪いところが欠点です。
ただし、水質は目に見えてクリアになるので、より健康に育てたいという、こだわりをもった飼育ができます。

まとめ

純正フィルター、カスタムフィルターともにどちらもいい商品であることは間違いありません。
とにかく、手軽さ重視の方は純正フィルターがおすすめです。
水質を気にするようになって来られた方、プロレベルのクリアな水を目指したいなら、カスタムフィルターを作成されることをおすすめします。

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