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ストレスフルな毎日に寄り添う小さな命:金魚が教えてくれる心の癒やし

金魚のお世話
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皆さん、こんにちは!アクアリウムショップ店員であり、金魚・メダカ・ベタの飼育情報ブログ「ともさんパパブログ」を運営している、ともさんです。
日々の仕事や人間関係、未来への漠然とした不安…現代社会はとかくストレスが多いですよね。
特に大型連休のような楽しいはずの期間も、終わりの日を数えては憂鬱になってしまう、そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は私自身、かつて適応障害で心身のバランスを崩し、休職した経験があります。
そのどん底とも言える日々の中で、私の心の支えとなり、癒やしを与えてくれたのが、何を隠そう「金魚」でした。
今回は、なぜ金魚の可愛らしい姿やゆったりとした泳ぎが、ストレスを抱える私たちの心の安らぎに繋がるのか、その深い魅力と具体的な効果を、私の実体験も交えながら掘り下げていきたいと思います。
金魚を飼育することは、ただ生き物を育てるだけではありません。
それは、あなた自身の心と向き合い、日々を丁寧に生きるための、小さな、けれど確かな一歩になるかもしれません。

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金魚飼育がメンタルヘルスに良い3つの理由

私がサラリーマン時代に経験した適応障害での休職期間中、金魚の飼育を始めたことは、私のメンタルヘルスにとって非常に良い影響を与えてくれたと心から感じています。
具体的にどのような点が心の状態を向上させてくれたのか、3つの理由を詳しくご紹介します。

ゆったりとした時間が生む、究極の「癒やし」

らんちゅう、江戸錦

優雅に、そして時にユーモラスに水中を漂う金魚たちの姿は、見ているだけで心が和みます。
彼らがひらひらとヒレを動かし、水草の間を縫うように泳ぐ様子は、まるで水の中に描かれたアートを見ているよう。
無心でその光景を眺めていると、知らず知らずのうちに肩の力が抜け、心に穏やかな波が満ちてくるのを感じます。
金魚は、ある程度飼い主のことを認識するとも言われています。
水槽に近づくと、小さな口をパクパクさせながら餌をねだるように寄ってくる姿は、本当に愛らしく、私たちに純粋な喜びを与えてくれます。
アクアリウムメーカーであるGEXさんの研究でも、金魚や観賞魚を見ることによるストレス軽減効果が科学的に示されています。
泳いでいる金魚をただ眺めるというシンプルなぜい沢な時間は、情報過多な現代において、私たちの心を静かに落ち着かせる確かな効果があるのです。

作業に「集中」することで、頭の中の「雑念」を祓う

現代人は、仕事やプライベートで多くのタスクを抱え、常にマルチタスクを強いられている方も多いのではないでしょうか。
頭の中が情報でいっぱいになり、あれこれ考えてしまうことで、不安や緊張が募ることも少なくありません。金魚を飼育する上で欠かせない作業の一つに「水換え」があります。この水換え作業、最初は「面倒だな」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私はこの定期的で繰り返し行う作業こそが、メンタルを安定させる上で非常に有効だと考えています。
水槽の壁面に付いたコケを丁寧に擦り落とし、汚れた飼育水を抜き、そして水温と水質を合わせた新しい水をゆっくりと注水する。
この一連の作業は、意外と集中力を必要とします。
水槽の中の小さな変化に目を凝らし、金魚たちの様子を観察しながら作業に没頭することで、いつの間にか頭の中でぐるぐると巡っていた仕事の悩みや日々の些細な不満といった「雑念」が消え去っていくのを感じます。これはまさに、「マインドフルネス」の状態と言えるでしょう。
今、目の前の作業だけに意識を集中させることで、過去の後悔や未来への不安から解放され、心の平穏を取り戻すことができるのです。
水換えが終わった後の、ピカピカになった水槽と気持ちよさそうに泳ぐ金魚たちの姿を見ると、達成感とともに心もすっきりとリフレッシュされます。

「体のリズム」を整え、規則正しい生活を確立する

メンタルの不調を改善し、健康な状態を維持するためには、規則正しい生活を送ることが非常に大切です。特に、決まった時間に起きて朝日を浴びることは、心身のリズムを整える上で重要な役割を果たします。
金魚への餌やりは、一般的に朝と夕方の決まった時間に行うことが推奨されています。
私の場合は、ベランダにトロ舟という飼育容器を置いて金魚を飼育しているため、毎朝、朝日とともに自然と目が覚め、美味しいコーヒーを淹れて、その一杯を味わいながら決まった時間に金魚たちに餌を与えています。

この「朝日を浴びながらの餌やり」という行為が、私の生活に心地よいルーティンをもたらしてくれました。
朝日を浴びることで、脳内で「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌が活性化されます。
セロトニンは、気分の向上や精神の安定、集中力アップに繋がる神経伝達物質です。
金魚のお世話を生活のリズムに組み込むことで、自然と早寝早起きの習慣が身につき、心身のリズムが整いやすくなります。
これは、特にメンタルに不調を抱えている時期には、非常に大きな助けとなります。

ともさん
ともさん

ストレス社会の現代人に、金魚飼育は癒しだね。

一口に金魚と言っても様々!あなたにぴったりの種類を見つけよう

金魚と聞くと、「金魚すくい」でよく見かける赤いフナのような金魚をイメージされる方が多いかもしれませんね。
しかし、実は金魚には驚くほどたくさんの種類がいて、それぞれに個性的な姿や特徴があります。
ここでは、特にその「丸い」体型が愛らしい、人気の金魚たちをいくつかご紹介します。

初心者の方におすすめの金魚

まずは、比較的丈夫で、初心者の方でも飼育しやすいと言われている品種からご紹介します。
もちろん、どんな金魚も生き物ですから適切なケアは必要ですが、水質の変化などにある程度耐性がある子たちです。

オランダ獅子頭(オランダシシガシラ)

頭部に大きく発達する「肉瘤(にくりゅう)」と呼ばれるコブが最大の特徴です。その迫力ある見た目から想像できないほど、性質は温和で丈夫な品種として知られています。
立派な肉瘤を持つ個体は、見る人を惹きつける華やかな美しさがあります。
肉瘤好きにはたまらない、一度飼育するとその魅力にハマってしまう美しい金魚です。

琉金(リュウキン)

まさに「金魚の王道」とも言える品種です。
背中のラインが高く盛り上がり、丸くふっくらとした体型が特徴です。
頭部に肉瘤はありませんが、真ん丸で可愛らしい姿に育ちます。赤、白、更紗(赤と白の模様)、キャリコ(様々な色が混ざった模様)など、色のバリエーションが豊富で、ヒレの形も様々なタイプがいます。
お気に入りの一匹を探すのも楽しいでしょう。

中級者向けの金魚

初心者向けの金魚に比べると、やや水質の悪化に敏感になる品種です。
しかし、適切な水換えや管理を行えば、熱帯魚などに比べると金魚は比較的丈夫なため、飼育の難易度はそれほど高くありません。
定期的なメンテナンスを習慣にできる方なら、十分に飼育を楽しめます。

らんちゅう

「金魚の王様」と呼ばれるらんちゅうは、背びれがなく、丸々とした体型と発達した肉瘤が特徴です。
横から見る鑑賞性の高い琉金やオランダ獅子頭とは異なり、上から見て楽しむ「上見(うわみ)」に適した体型をしています。
泳ぎ方はゆったりとしており、他の金魚に比べて餌を食べるのがゆっくりな傾向があります。そのため、混泳させる場合は食べる量が均等になるように配慮が必要です。
水質にもやや敏感なため、常にきれいな水を維持することを心がけましょう。

江戸錦(エドニシキ)

らんちゅうと同じように背びれがなく、丸い体型をしていますが、美しい三色のモザイク模様を持つ金魚です。体色は浅葱色(うすい藍色)、赤、白、黒などが組み合わさり、その色の配置や濃淡は個体によって千差万別。
世界に一つだけのお気に入りの子を探す楽しみがあります。飼育方法はらんちゅうに準じ、水質にはやや敏感なため、清潔な水を保つことが大切です。

上級者の方におすすめの金魚

ここからは、水質や水温の変化に非常に敏感で、飼育に細やかな配慮が必要な金魚です。複雑な品種改良が重ねられた結果、まるで一部の熱帯魚のようなシビアな飼育環境が求められる場合もあります。

ピンポンパール

その名の通り、ピンポン玉のように丸々とした体型と、真珠のような光沢を持つ鱗が特徴的な金魚です。
そのユニークで愛らしい姿から非常に人気がありますが、飼育は決して容易ではありません。
特に、水質の悪化によって鱗が剥がれやすかったり、水温の急変に弱かったりするため、一年を通して水温を25℃前後に保つなど、まるで熱帯魚のように温度管理が必要になることもあります。
中級者向けの金魚でしっかりと飼育経験を積み、自信がついてから飼育することをおすすめします。

水槽をセッティングしてみよう

金魚飼育を始めるにあたって、まず必要になるのが水槽のセッティングです。
どのようなスタイルで金魚を飼いたいかによって、必要な用品や設置方法は異なります。ご自身のライフスタイルや好みに合った飼育スタイルを選びましょう。
私がこれまでブログでご紹介してきた水槽セッティングの方法を3種類ご紹介します。
必要な用品や詳しい設置方法は、それぞれのリンク先でご確認ください。

簡単セットで飼育するスタイル

金魚すくいの金魚の飼い方

お祭りなどで金魚すくいをして金魚を持ち帰った際など、すぐに金魚を飼い始めたい方におすすめのスタイルです。
必要なものがセットになっている商品を活用して、手軽にアクアリウムを始められます。
この水槽を作りたい方はこちら:「夏のお祭りと言えば金魚すくい。持ち帰った金魚でアクアリウムを始めよう。」

本格的に楽しむ!フィルターもしっかり備えた水槽スタイル

金魚の種類によっては、より安定した水質を維持するためにフィルターを設置した本格的な水槽での飼育が望ましい場合もあります。
(※こちらの詳しい作り方は現在準備中です。公開まで少々お待ちください!)

金魚本来の姿を堪能!「上見」を楽しむトロ舟スタイル

上見トロ舟水槽

らんちゅうのように、上から見て美しい金魚を飼育するのに最適なのが、トロ舟(プラスチック製のコンテナ)などを用いた「上見(うわみ)」スタイルです。
屋外での飼育にも適しており、自然の光の下で金魚たちの色鮮やかな体色やユニークな体型をじっくりと楽しむことができます。
この水槽を作りたい方はこちら:「【初心者でも簡単】金魚本来の美しさを楽しむ。究極にシンプルな上見トロ舟水槽を立ち上げました。」

ともさん
ともさん

それぞれの家庭にあった飼育スタイルを選ぼう

新しい仲間を迎える儀式:水合わせの重要性

金魚導入 水合わせ

ペットショップや知人から金魚を迎える際には、水槽に入れる前に必ず「水合わせ」という作業を行いましょう。
これは、購入してきた金魚が入っている袋の水と、これから金魚が暮らすことになる水槽の水温・水質を徐々に慣らしていくための非常に重要なプロセスです。
急激な水温や水質の変化は、金魚に大きなストレスを与え、体調を崩したり病気になったりする原因となります。
水合わせは、新しい環境に金魚をスムーズに、そして安全に順応させるために欠かせない儀式なのです。具体的には、金魚の入った袋を30分程度水槽に浮かべて水温を合わせた後、水槽の水を少量ずつ袋の中に入れていきます。
この作業を時間をかけて丁寧に行うことで、金魚への負担を最小限に抑えることができます。
水合わせの詳細な手順や注意点については、下記のリンクで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 詳細はこちら:「金魚の水質調整で失敗しない!正しい水合わせのやり方」

日常のお世話リスト

日常のお世話についてリスト化しました。

日常のお世話

先ほども触れましたが、この水換えや水槽の掃除といったメンテナンス作業は、無心になって集中できる時間です。目の前の作業に没頭することで、頭の中をからっぽにし、不安やストレスから一時的に解放されるマインドフルネスの効果が期待できます。水槽が綺麗になるにつれて、自分の心もすっきりとクリアになっていくのを感じられるはずです。
水槽の掃除の具体的な方法や必要な道具については、以下のリンクで詳細をご確認いただけます。 水槽の掃除の仕方や必要な道具はこちら:「金魚の水換え方法を徹底解説!頻度や量、必要な道具まで」

また、フィルターのメンテナンスについても、下記の記事で詳しく解説しています。 フィルターのメンテナンスはこちら:「簡単メンテナンス!GEXスリムフィルターの掃除方法」

ともさん
ともさん

メンテナンスの作業は、水槽がスッキリして心もスッキリするよ

金魚にも相性がある?混泳の注意点

「色々な種類の金魚を一緒に飼いたいな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、一口に金魚と言っても、品種によって泳ぎの速さや性格、体の形などが異なります。
これらの違いから、一緒に飼う(混泳させる)のが難しい組み合わせも存在します。
例えば、泳ぎの速いフナ尾系の金魚と、ゆったりとしか泳げない丸物系の金魚を一緒にすると、餌を食べるのが遅い丸物系の金魚に餌が行き渡らなかったり、衝突して傷つけてしまったりする可能性があります。
また、体の形が大きく異なる品種同士も、トラブルの原因になることがあります。
金魚の混泳を成功させるためには、それぞれの品種の特徴を理解し、相性の良い組み合わせを選ぶことが大切です。
金魚の混泳についてさらに詳しく知りたい方、失敗しないためのポイントを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
金魚の混泳について知りたい方はこちら:「金魚の混泳で失敗しない!長物・丸物の基本から相性抜群の組み合わせまで徹底解説」

まとめ:金魚という小さな存在がくれる、大きな心の安らぎ

今回の記事では、金魚飼育が私たちのメンタルヘルスにどのような良い影響を与えてくれるのか、私の実体験とともにお話しさせていただきました。
ゆったりと優雅に泳ぐ金魚の姿に純粋に癒やされ、水換えなどの日々の作業に集中することで心が整い、決まった時間に餌をあげることで生活リズムが確立される。
金魚という小さな命との触れ合いは、ストレスの多い現代社会を生きる私たちに、かけがえのない心の安らぎをもたらしてくれます。
「金魚飼育って難しそう…」と思われるかもしれませんが、ご紹介したように、意外と手軽に始める方法もありますし、基本的なお世話のルーティンを身につければ、十分に楽しむことができます。
もしあなたが今、日々のストレスに疲れを感じているなら、小さな癒やしの存在として金魚を迎え入れてみませんか?彼らがそっと、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。
金魚だけでなく、メダカやベタといった観賞魚全般の飼育情報も満載の「ともさんパパブログ」では、初心者の方でも安心してアクアリウムを始められるように、様々な情報を発信しています。「ともさんパパブログ」で検索して、ぜひ一度遊びに来てください。

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本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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ともさんのプロフィール
ともさん
3人の子どものパパ  金魚飼育歴5年

2024年6月~アクアリウムショップ店員になりました。
厳選したアクアリウム関連商品をご紹介。
プロが金魚・メダカ・ベタの飼育方法を教えます。

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