みなさんこんにちは。
「現役アクアリウム店員」×「金魚、メダカ、ベタ飼育」ブロガーのともさんです。
初めてアクアリウムショップで、金魚を購入するとき必ず購入を進められる濾過フィルターです。
この濾過フィルターって、なんとなく水をキレイにしているという認識の方、多いのではないでしょうか。
今回は、水槽の水をピカピカにする、濾過機の役割について、ご紹介します。
濾過フィルターの3つの役割割
濾過フィルターの役割は、水槽の水をキレイにすることです。
濾過フィルターには、3つの濾過のメカニズムがあります。
- 物理濾過
- 生物濾過
- 化学濾過
この濾過のメカニズムが上手く作用して、水槽内の水をキレイにしています。
それぞれの濾過について、細かくお伝えします。
物理濾過:目に見えるごみを取る「掃除役」
物理濾過は、糞や食べ残しをスポンジで濾しています。
初心者の多くの方が想像する濾過の役割ですね。
生物濾過:金魚を守る「バクテリアの力」が重要

餌の食べ残し・糞は、アンモニアの発生原因になります。このアンモニアは猛毒で、基準値を超えると金魚が死んでしまいます。
濾過フィルターのスポンジは、物理的にゴミを濾すだけではなく、バクテリアの住処になります。
このバクテリアが、アンモニアを分解して、弱毒化させます。
そのため、濾過材を多く入れることができるフィルター(上部式、外部式など)は、バクテリアの住処が多くあるので濾過能力が高いフィルターと呼ばれています。
早く、バクテリアを定着させたいときは、バクテリア剤を使おう。
N918バクテリアについて詳しく知りたい方は、N918バクテリアをガチレビュー。コスパ最強のバクテリア剤!白濁り・水替え地獄を解決できます。をご覧ください。

物理濾過よりも、生物濾過の方が重要だよ
化学濾過:即効性あり!水質の悩みを解決する「秘密兵器」

販売されている濾過材には、化学の力を使って汚れを吸着する濾過材があります。
アンモニアなどの有害物質を濾過材にくっつけて、定期的に新しいものと交換する方法です。
バクテリアと違い、即日効果を発揮するタイプの比較的新しい濾過方式です。
ろ過能力の高いフィルターってどんな種類?【選び方のコツ】
濾過能力の高さは、濾過材がたくさん入るものが濾過能力の高いフィルターになります。
外部式フィルター、上部式フィルター、底面式フィルターが濾過材面積が広いので、濾過能力が高いです。
外掛け式フィルター、投げ込み式フィルターは、濾過材の面積が狭いので、濾過能力は低めです。
ただし、こと金魚の場合は、濾過能力だけで、フィルターを選ぶと失敗します。
ともさんは底面式フィルター+カスタム投げ込み式フィルターを愛用中


ともさんは、底面式フィルター+ロカボーイのカスタムフィルターを愛用しています。
生物濾過は、底面式フィルター、化学濾過をロカボーイにしています。
この2種類のフィルターを選んだ理由は、弱い水流で最大限の濾過能力を発揮するためです。
底面式フィルターの使い方は、【現役アクアリウム店員が解説】金魚飼育のろ過強化!コスパ最強「底面式フィルター」設置方法をご覧ください。
カスタムロカボーイの作り方は、【3分で完成!】水作エイトコアが「最強サブフィルター」にカスタム!爆速で水を立ち上げる裏技をご覧ください。
まとめ

濾過フィルターの仕組みを理解して頂けたでしょうか。
物理濾過、生物濾過、化学濾過の3つが機能していて、濾過が最大限に発揮されたときの水槽内の水は、透明度の高いピカピカになります。
濾過フィルターの扱いをマスターして、美しい水槽を目指しましょう。
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本日も、最後までご覧頂きありがとうございました。









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