みなさんこんにちは。
アクアリウム店員×金魚、めだか、ベタ飼育ブロガーのともさんです。
筆者の住む関西地方では、気温が30℃を越える日が増えてきました。
夏場の水温上昇は、金魚を飼育している水が傷みやすくなります。
水温が上がったことで、水質の管理が不十分だったため、金魚が死に至っていた可能性のある事例をご紹介します。
アンモニア中毒による危険な状態に

先日、朝のルーティンで江戸錦のいる水槽に餌を与えに行くと、体色の黒が全て色が抜け、ほとんど白い状態になっていました。
アンモニア中毒の症状で脱色することも挙げられているので、恐らく間違いないと思います。
「なぜ、急にアンモニア中毒になったのか?」条件を説明していきます。
薬浴+塩水浴を行っていた。
実は、1週間前に江戸錦が白雲病のような症状が出ており、グリーンFゴールド顆粒+0.5%の塩を入れていました。
薬浴+塩浴をすると、金魚の病気の治療はできますが、バクテリアは死滅しています。
そのため、アンモニアを弱毒化する働きが弱くなっていたと考えます。
水温上昇でアンモニアの毒性が強くなっていた
アンモニアは、毒性の強いアンモニア(NH3)と、体内に入らないためほぼ無害とされるアンモニウムイオン(NH4)という物質に分かれます。
この割合が、水温上昇と共に毒性の強いアンモニア(NH3)の割合が増加します。
アンモニア濃度が高まると、急激にアンモニア中毒になる危険性があるので注意しましょう。
水替えのルーティーンを過信しすぎた
筆者の場合、60ℓトロ舟で1週間に1回2/3の水替え+ロカボーイの清掃を行っており、月に1回トロ舟のコケ取りと水を全交換しています。
このルーティーンがハマっていると過信しすぎて、水質チェックを怠っていました。
アンモニア中毒の対処法
アンモニア中毒になっていた場合、とにかく素早く水を替えましょう。
今回、筆者の場合60ℓトロ舟の水を2/3の水替えを2回繰り返し行いました。
朝、完全に色が抜けた江戸錦でしたが、いつも通りの色に戻っていて元気を取り戻していました。
今回は、たまたま助かったものの、少しでも送れていたり、金魚が普段から体力がない子だった場合、亡くなっていたと思います。
水質管理の改善点
アンモニア中毒になりやすい高水温時の水質管理を改善しました。
水替えのスパンを短くする

通常の水替えの頻度は、60ℓトロ舟で1週間に1回2/3の水替えの頻度を倍の、1週間に2回2/3の水替えに変更しています。
金魚は、丈夫で飼いやすいと言われていますが、汚れた水に対しては弱いです。
清潔な水で、飼育してあげることが重要です。
水質チェックを定期的に行う

水質の汚れをチェックするTDSメーターは、乾電池式で故障まで使えるので毎日チェックすると安心です。
数値が110以上になってくると金魚が不調になるので、それまでに水替えをしましょう。
また、水替え後も数値を測ると、水替えの量が足りているのかどうかが分かります。
数値が90以下になるまで、水を替えるのが理想的です。
それでも、少しでも調子の悪さを感じた時は、テトラ 6in1を使ってアンモニア、亜硝酸・硝酸塩の数値を測り適切な量の水替えを行いましょう。
まとめ
水温の上昇とともに、水が傷みやすくアンモニア中毒の危険性が高まります。
「いつも通りやれば大丈夫」と過信しすぎず、水質管理を見直し元気な金魚を育てましょう。
金魚、めだか、ベタ飼育情報満載のともさんパパブログを検索お願いします。
Bluesky、Xで、ブログ更新をお知らせしています。↓のボタンからフォローお願いします。
本日も、最後までご覧頂きありがとうございました。
コメント